夏草/可不 by Vespertine published on 2022-07-06T06:40:09Z 詩人 金子みすゞ氏の「朝顔の蔓」から引用/創作しています。 初夏の雰囲気が出てればいいな、と思っています。 Quoted / created from the poet Misuzu Kaneko's "Morning Glory Vine". I hope it gives the impression of early summer. <歌詞> 垣が低くて 朝顔は どこへすがろうと さがしてる 西も東も みんなみて さがしあぐねている 初夏のこんな青の下でひとり 行くあてもなく ただ目をこらしているんだ 太陽の光に 導きを求めて ただ 考えているんだ どこかで泣いてる人たちも 同じように日を浴びてて そっとそっと 大きくなれ、と 手を伸ばしている 蔦青葉 浅き夢を彩る それでも、お日さまこいしゅうて、 きょうも あしたも わずかでも また伸びる 伸びろ、朝顔、まっすぐに、 納屋のひさしが もうすぐそこに 夜が明けるころに そっと思いを馳せる あきらめた誓い 過ぎた季節 目を細めて 見えないふりをして でも それでも、お日さまこいしゅうて、 きょうも あしたも わずかでも また伸びる 伸びろ、朝顔、まっすぐに、 納屋のひさしは もうすぐそこに Genre Pop