Miss Sunday by ZASSI published on 2014-07-10T15:05:51Z 彼女は「またね?」と嘘ついた そんな日を笑って話せば 胸が軋むような今は どうも雨に変わるらしい 見慣れた駅の改札から 見える景色は変わらずに 街行く少女の衣替え 下着の透ける夏模様 夢の中で抱いたって 海へ向かう理由は心中 全て信じた筈なのに 過去の亡霊と戦争 肝心な事のまだ二割 乱暴な牙を避ける枷 味気の無いガム噛んでた 君が逃げ水に溶ける 僕は何故か嬉しい そんな日々が続くように 腐った街並みに馴染む 彼女の泣いた記憶も 僕は何故か嬉しい そんな日々が続くように 灰色の空を抱えて 狂った火曜日に唄う 今も笑い合えもせずに 積み木遊びを延々 水面の数mm下で 太陽に焼かれて沈んだ アスファルト渇いた道は 垂れた汗を傷にして 蛇行して隠した想いが 風に乗せて起爆する 日陰でいつも待ってた 彼女の嘘に囚われたから 演じた喜劇の主役は 悲劇よりも切なくて 交錯する思考回路に 甘い炭酸水を注いで 音を失ったままの 針は何処までも踊る 僕は何故か嬉しい そんな日々が続くように 腐った街並みに馴染む 彼女の泣いた記憶も 僕は何故か嬉しい そんな日々が続くように 灰色の空を抱えて 狂った火曜日は続く 何処よりも優しい場所 誰も死なない話を 羽根を堕とした胎児が 響く言葉を待ってる 汚れた瞳の聖女は 黒い雫を垂らして 祈るその声をなんで 偽善さえも愛おしく 僕は何故か嬉しい そんな日々が続くように 不慣れな言葉を浮かべて 今日も傷跡をなぞる 僕は何故か嬉しい そんな日々が続くように 狂った火曜日を抜けて 青い空と花束を Genre zassi