silence echo by takumaru_27 published on 2011-07-09T07:35:41Z 夏の午後 静かに目を閉じれば 世界中の音が消えてゆく 胸の中で繰り返す、一つの言葉 たった一つの、もどかしい言葉 心の中では、こんなにも大きな声で叫べるのに… — ボクハ、君ニ、届ケラレナイ — 淡い想いは、どこか悔しくて このまま高く広がる青色に 溶けてしまえたら、どんなに楽だろうか… 遠い記憶。 手を伸ばしても触れる事の出来ない、淡い記憶。 それはまるで、あの夏の日の陽炎みたいに。 打ち明けられない想いは、いつも胸に痛くて、 強がりからか、つい、俯いて通りすぎてしまっていた。 あれは、恋だったんだろうか…。 想い出の中に浮かぶ幼い面影。 遠く、白く、霞みながら…。 Genre Instrumental