あめふらし / Aplysia by mochi mochi published on 2024-04-07T14:01:42Z 「あめふらし」/ 重音テトSV ある朝目覚めると 襖から宇宙に繋がった 布団を捲って 出かける頃 街角は人だかり 口々に騒ぐ話を背に 駅へ向かい ふと見渡せば あめふらしが 鳴いた日の午後 地底人が 空を飛んで行くのさ あくる日の 午前8時には UFOが落ちて 街に消えてった 降りしきる雫は いつかあの子が流した涙 両の手で 掬い出したって こぼれ落ちるのなら いっそ悲しみも暗い過去も ありのまま みんな放り出して! 繰り返し 続く雨の日に 水溜まりを踏む 傘も差さずに 屋根の上 浮かぶ たこくらげ 沈む影の中 空を見つめた 渇いた心が やがて満たされるまでは 走ってゆけ ただ風のように! どこまでも続く この道が いつの日か帰る 場所に導く 夏が過ぎ 誰も居ない街 黄昏に 揺れた影と畦道 あめふらしが 鳴いた日の午後 地底人が 空を飛んで行くのさ あくる日の 午前8時には UFOが落ちて 街に消えてった あの子を思い出して 空を見つめた Comment by 匿名 本当に大好きすぎる 2024-04-10T13:16:47Z Comment by 安那 🙏 2024-04-10T12:50:09Z Comment by Lost Frog Productions awesome 2024-04-07T16:48:58Z Comment by mrn うおおおおおーーー!!!!🥰🥰🥰 2024-04-07T15:14:48Z